ソフトバンクの3年目右腕、杉山一樹投手がプロ初勝利を挙げた。1点ビハインドの6回に登板。2四球を与えたが、粘りの投球で1イニングを無安打無失点に抑えた。

打線が直後の7回、松田の適時二塁打などで2点を挙げ逆転。プロ18試合目で白星が転がり込んできた。

プロ1勝を目指し、118球を投げた相手先発の新人伊藤とは対照的に19球で勝利をゲット。最速158キロの豪腕もメモリアルの勝利に照れ笑いを浮かべた。

身長193センチ、体重100キロ超のビルドアップされたボディーの持ち主だが、ハートは繊細で投球にも完璧を求めるタイプだ。開幕直前まで先発候補にもなったが、中継ぎでスタート。制球力アップへ、工藤監督から日々、直接指導を受けている。「初勝利はすごくうれしいけど、チームが勝ったことがうれしい。とにかくチームの勝利に貢献できるように投げたい」。記念のボールは静岡の実家に送るつもりだ。北の大地でつかんだ初勝利。さらなる飛躍のステップとする。

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