日本野球機構(NPB)は、昨年の戦力外・現役引退選手計133人の進路調査結果を21日、発表した。

平均年齢28・1歳、平均在籍期間7・7年は過去5年の調査では最も低かった。野球関係に進んだのは101人(75・9%)。そのうちNPB(他球団と契約、コーチ、職員、スタッフなど)は68人で51・1%と前年より約10%減少した。NPB以外では独立リーグ16人、社会人野球10人、学生野球指導者2人、野球解説者・評論家は4人。野球関係以外に進んだのは18人(13・5%)で一般企業などに就職が11人、自営・起業が1人、進学が5人、他種目競技に転向が1人。コロナ禍でシーズン終了が遅れた影響もあり、未定・不明は前年より5人増えて14人だった。