1軍にカモ~ン! 阪神の新外国人メル・ロハス・ジュニア外野手(30=韓国・KT)が昇格準備OKの超ファインプレーを披露した。

ウエスタン・リーグ、オリックス戦(鳴尾浜)に3番左翼で出場。4回表無死走者なしで4番大下のライナー性の当たりを前進。地面すれすれのところでダイビングキャッチした。

助っ人の好プレーに阪神ベンチも拍手喝采。ロハスも「今日のプレーはこれまでの経験をもとに体が反応してくれてうまく捕ることができたね」と胸を張った。打席では2回に中犠飛をマーク。この日は来日最多の4打席に立ち、3打数無安打1打点だった。

バンテリンドームではロハス受け入れ準備とも取れるシーンがあった。試合前練習で開幕から左翼を守るサンズが一塁でノックを受けた。外野手グラブを持っての数分間だったが、明らかに新布陣を意識した動き。マルテと一塁併用となれば、左翼ロハスがスンナリはまる。外国人3選手で一塁、左翼を守る起用法が可能だ。

24日DeNA戦(甲子園)後に井上ヘッドコーチは「だらだら長く2軍に置いておくつもりもない。1週間は見るかなという感覚」と話しており、今週末にも実現する1軍昇格に向けて着々だ。

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