阪神が序盤から主導権を握り、連敗を2で止めた。

再び貯金を10に戻し、試合がなかった2位巨人とのゲーム差は1・5に。4番大山が4打点の活躍。先発したチェンは6回1失点で中日在籍時の11年10月2日以来、10年ぶりのNPB勝利を挙げた。試合後の矢野監督のコメントは以下の通り。

◆阪神矢野監督語録

-4番大山が早い回から2打席打って流れを持ってきた。4番の仕事を果たした

それはもうタイムリーに、3ランで申し分ないでしょう。

-3ランは迷いなく思い切り振った

飛距離もね。完璧やし。今シーズンのなかでも、もちろん一番の当たりやと思う。今まで見たホームランのなかでも、上位に入るくらい完璧やったんじゃないですか。

-4点の援護でチェンは尻上がりに良くなった

その4点が逆に難しさの部分があるからね。1点、2点の方がいい緊張感というか。4点入ると、どうしても四球も出したくないし、ボールがどうしても中に集まったりというケースもある。初登板やったし、そこをコントロールして投げてくれたっていうのは今までの経験というのが、しっかり出してくれた投球かなと思う。

-小林が1点に抑えたのも大きかった

いやあ、まずはタクム(中野)がやっぱりな。(7回先頭ビシエドの)ショートゴロをそんなに慌てる(必要はない)。もちろん深い位置。でもビシエドやったら、そんなに慌てんでもアウトにできると思うしね。やっぱり先頭バッターをエラーっていうのはやっぱりピッチャーもなかなか勝負していきにくい。そういうところは小林が本当に粘ってくれた。リュウ(梅野)もそこにしっかり意識付けというか、やった結果、ダブルプレーで乗り切ってくれたというのは大きい。

-4月、順調に滑り出し。同一カード3連敗しなかったのは大きい

めちゃくちゃでかい。昨日も、ああいう展開の中で、先に先制できて、4点というのが大きかった。結果的には3連敗するとね、戻すのに連勝しかなくなってくるので。そういうところでは、頭2つとられたけど、結局、貯金1個減っただけで帰れるというのは大きい。年間の中でずっといい状態で野球をやれるわけじゃない。そういうところでは調子のいいのと、ちょっと1カ月やって、疲れが出てきているメンバーと、そういうのが出てきている。そういう中で踏ん張れたというのは、シーズンの中で必要なこと。よく踏ん張ってくれたなと思っています。

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