14年ドラフト1位の山崎福也投手と同2位の宗佑磨外野手が、勝利の立役者になった。

先発した山崎福は4度先頭打者の出塁を許したが要所で粘投。7回途中6安打2失点で、今季初白星をマークした。「相手に先に点を与えないという気持ちで。勝ち星を増やしてチームに貢献できるように頑張ります。(宗の本塁打は)たくましかったです!」とお立ち台で笑顔を見せた。

5回に2号決勝2ランを放った宗は「サチヤ先輩(山崎福)が我慢強い投球をしていたので、先制点を取りたいと。頑張って0に抑えていたときも、こっちが打てなかったりして。今日は勝たせてあげれて良かったです」と声を弾ませた。

宗はお立ち台の最後、無観客のスタンドに向かって呼びかけた。「皆さんぜひ自粛していただいて、それが明けた頃には…。また、観戦に来れるように…。今は自粛してください!」。ファンを思い、当面は画面越しに元気を届ける。【真柴健】

オリックスニュース一覧はこちら―>