今秋ドラフト候補で最速151キロ右腕の京産大・北山亘基投手(4年=京都成章)が龍谷大戦に先発し、9回2失点で完投したが報われなかった。1回に150キロを計測するなど球威で押した。5回は的確にとらえられて3安打を浴びて2失点したが、終盤も140キロ台後半の速球を駆使して粘った。「何とか流れを向こうに持っていかれないようにと思った」。勝村法彦監督(64)は「劣勢でもしっかりした投球をできるようになった」と評価した。