巨人ゼラス・ウィーラー外野手(34)が勝ち越しの4号ソロを放った。同点の7回の先頭。広島森下の初球146キロを捉え、バックスクリーン右へ運んだ。一塁ベースを回る直前にスタンドインを確認すると右手を突き上げ、ベンチに戻ると喜びを爆発させ、「クルリンパ!」と言いながらヘルメットを1回転させた。「逆転できてうれしいよ!! いいバッティングができたと思う。うれしいよ!」と2度「うれしい」を繰り返した。この一打で出場試合連続安打を12に伸ばした。

新型コロナウイルス陽性判定を受け4月4日に離脱。同23日に1軍復帰するまで16試合の離脱を余儀なくされたが、開幕からの好調を維持。試合前時点で打率5割1分9厘、3本塁打、11打点の成績を残していた。