阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が、2試合連続となる9号本塁打を放ち、2ケタ本塁打に早くも王手をかけた。

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▼佐藤輝が今季3度目の2試合連発で早くも9号。新人がチーム31試合目に9号は59年桑田武(大洋)23試合、49年大岡虎雄(大映)と03年村田修一(横浜)26試合、50年戸倉勝城(毎日)30試合に次いで5位のスピードだ。

▼阪神の左打ち新人の9本塁打は、19年近本光司と並び史上最多。2桁本塁打に到達すれば、新人左打者では球団新人初となる。右打者も含めると、80年岡田彰布18本以来41年ぶり。なお最多は69年田淵幸一の22本。

▼プロ野球新人左打者の2桁本塁打は過去18人。直近は16年吉田正尚(オリックス)10本塁打。なお最多は46年大下弘(セネタース)20本。

▼この日は同じルーキーの中野が1号。阪神の新人アベック本塁打は72年5月30日大洋戦の望月充と中村勝広以来、49年ぶり。

▼阪神は今季のデーゲーム12戦で全勝。チーム打率はナイターでの2割3分7厘に対し、昼は3割1厘と好成績。デーゲームでのセ本塁打最多は佐藤輝、サンズの4本。打点最多は佐藤輝の14打点。規定打席到達者中、打率1位は糸原の4割2分6厘。中軸がそろって好結果を残している。

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