日本野球機構(NPB)は31日まで緊急事態宣言が延長されることが決定したことを受けて8日、臨時実行委員会を開き、今後の対応を協議した。

政府の新たな方針に準ずるとプロ野球は12日から上限5000人に緩和され、開催時間も午後9時までを要請される。ただオリックスが本拠地に置く大阪が無観客を要請。NPB井原事務局長は「今後は基本的に公式戦の日程通り行います」と話した。コロナ禍でのシーズンは続くが「公式戦を継続するにあたり、これまでも相当努力してきたが球場の感染防止対策の徹底と、球場の場合は入退場を含めての人流の対応を、しっかり今後もさらに強化してやっていくことを認識した。試合時間は午後9時という目安が出ているので試合開始時間を少し早めるように変更する。かつ試合のスピードアップ、これは現場、チームの意識徹底も必要なところ。さらに務めて午後9時目安を守っていこうと12球団であらためて確認しました」と話した。