国学院大が、10年秋以来11年ぶり2度目の優勝を飾った。

初回1死、川村啓真内野手(4年=日本文理)が右翼スタンドに先制の3号ソロを放ち先制した。

その後、逆転され1-2で迎えた8回無死満塁で、山本ダンテ武蔵外野手(4年=大阪桐蔭)が押し出しの四球を選び同点。

さらに無死満塁で4番の瀬戸成一郎外野手(4年=鳥取城北)が中犠飛を放ち1点追加。続く福永奨主将(4年=横浜)も左犠飛を放ち、4-2。

鳥山泰孝監督は、涙をぬぐってスタンドに一礼した。

▽国学院大・川村(初の首位打者を獲得) 終盤に猛打賞が続いて、運がよかった。空き週に、監督とフォームを改善できたことが大きかった。

▽国学院大・山本ダ(打撃部門で2冠、初のMVPを獲得) やり切った結果が2冠。3冠じゃなくて悔しいとかはない。勝利に貢献できたことがうれしい。

▽国学院大・瀬戸(8回に決勝の中犠飛) とにかく走者をかえそうと思った。チームに迷惑をかけたが、周りが自信を持たせてくれて、いい経験ができたシーズンだった。

▽国学院大・池内瞭馬投手(最優秀投手を初受賞) いい時も悪い時も、やることを変えずに自分の軸をぶらさずにやりきれました。

▽ヤクルト嶋(母校・国学院大の優勝に) 優勝おめでとうございます。僕もみなさんの活躍に負けないように今シーズン頑張りたいと思います」

▽ヤクルト清水(母校国学院大の東都大学野球リーグ優勝について) 21季ぶりの優勝おめでとうございます。僕の時には果たせなかったので、自分のことのようにうれしいです。シーズン中ですが、ずっと気になってチェックしていました。僕も見習ってシーズンを頑張りたいと思います。