明大が接戦をものにし、優勝の可能性を次週へつなげた。1番陶山勇軌外野手(4年=常総学院)が本塁打を含む2安打3打点の活躍で、負けられないチームをけん引した。

頼れるリードオフマンだ。3回1死一塁では、逆方向の左前に落としチャンスメークしたかと思えば、1点を追う5回無死一塁では引っ張って右翼席に逆転2ラン。「くらいついていこうと思って打席に入った。あれは、できすぎです」と謙遜する自身リーグ初本塁打は、決勝点となった。さらに、7回には2球目を右犠飛。お手本のようなバッティングで、欲しかった追加点をたたき出した。

ここまで、36打数18安打で打率5割。首位打者争いを独走する。「昨年までの不安が自信に変わった」と、飛躍の要因を分析する。「冬にいろいろな方々に面倒を見てもらった。そういう人たちのおかげで今の成績が出ている」と、感謝の気持ちも忘れなかった。

優勝へ首の皮一枚つながった。田中武宏監督(60)は、「もともとこれくらいはやれる。(本塁打は)練習でも打っている」と、さらなる活躍に期待を寄せた。【勝部晃多】