巨人がソフトバンク相手に公式戦10連敗、オープン戦を含めて13連敗(1分け)を喫した。

序盤、先発の畠世周投手(26)が1発攻勢に沈んだ。1回、相手のミスから2点を先制も1死二塁、栗原に追い込んでからの内角チェンジアップを右翼席に運ばれ同点2ラン。昨年の日本シリーズ4試合で打率5割、1本塁打、4打点でMVPを獲得したスラッガーにまたしてもやられた。2回1死にはバレンティンにカーブを捉えられ勝ち越しソロ。3回2死二塁には、柳田にスライダーを左中間に完璧に運ばれ、3回5失点3被弾で降板した。

2番手桜井も流れを止めきれなかった。5回1死二、三塁から中村晃に右前へ2点適時打を許すと、2死二塁としてバレンティンにこの日2本目の1発をくらった。

6回1死、今季初のDH制の影響で12試合ぶりに先発起用された中島が2号ソロを放ち反撃ののろしを上げるも及ばず。日本シリーズで2年連続4連敗中の因縁の相手に、福岡の地で悪夢が再来した。