阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が、ソフトバンク先発和田毅投手(40)にきりきり舞いさせられた。切れ味鋭い変化球に翻弄(ほんろう)され、3打席連続空振り三振。前日5日の最終打席から合わせると、4打席連続三振となった。2回の第1打席はスライダー、4回の第2打席はチェンジアップに空を切った。7回先頭の第3打席でもチェンジアップで3球三振。今試合前まで日米146勝を挙げている左腕に手玉に取られた。3月31日に広島床田から3三振して以来、プロ2度目となる同一投手からの1試合3三振となった。

同投手とは3月7日のオープン戦で対戦し3打数無安打2三振。快音は響かなかったが「対戦するたびにアジャストしてくる。ルーキーとは思えない対応力を感じた。次の対戦は怖い。ポテンシャルを秘めた打者」とベテラン左腕をうならせていた。佐藤輝も「いつか当たることがあれば頑張ります」と語っていたが、リベンジとはならなかった。