「5月度大樹生命月間MVP賞」が9日発表され、阪神ドラフト1位の佐藤輝明内野手(22)が初受賞を果たした。

新人の受賞は、94年5月の藪、13年8月の藤浪に次ぎ球団3人目。新人野手の受賞は球団初で、セ・リーグでは03年9月の村田(横浜)に次ぐ2人目の快挙となった。

また、投手部門では阪神ロベルト・スアレス投手(30)が初受賞を果たし、05年9月の今岡、下柳以来16年ぶりの阪神選手の同時受賞となった。

佐藤輝の一問一答は以下の通り。

-5月度月間MVPおめでとうございます

ありがとうございます。それだけチームに貢献できたということで、うれしいです。

-5月に受賞

素直にうれしいですし、またこれからもどんどんと取れるようにやっていきたいなと思います。

-5月は打率3割も超えた。手応えは

開幕当初よりは慣れてきた部分もあって、少しずつ状態も上がってきたかなと思います。

-数字が上がった要因は

毎日、試合があるので、その中で反省とか、そういうものを見つけて練習した結果だと思います。

-5月は4番も任された

自分の中ではやることはあまり変わらないというか、自分のいつも通りのプレーをするだけだったんで。いずれは4番を任せてもらえるようなバッターになりたいです。

-ベンチの声や今までとファンの反応などは違ったか

そうですね、やっぱり4番というのは、6番よりも注目されると思いますし、そういう意味でも打たなきゃいけないなというのは感じますね。

-1試合3本、満塁弾もあったが、5月のベストゲームは

4番に入って、満塁ホームラン打ったり、メットライフで打ったホームランというのは、すごい印象に残っています。

-本塁打後のZポーズもチームに浸透している

監督だったり、コーチの方々もやってくれたりして、定着してきたなというのはあります。

-糸井先輩もポーズ

そうですね。あれはちょっと何なのかよく分からないんですけど(笑い)。

-糸井とはポーズの話も

そうですね、理由を聞かれますね。

-どう答える

いやまあ、「ももクロのゼットです」と答えています。

-投手部門ではスアレス。阪神選手の同時受賞はリーグ制覇した2005年以来

ロベルト(スアレス)もしっかり出てきて、絶対抑えてくれる、すごい信頼ある投手だと思うんで。優勝した時以来ということを今聞いたんで、優勝できるように頑張っていきたいです。

-打順は6番に戻っているが、継続していることはあるのか

チャンスの場面では打球を前に飛ばして、事を起こさせる、というのを意識はしていますね。

-開幕当初に比べて数字も状態は上がっているが、きっかけとなった試合、打席は

ええっと。いつやったかな。多分、場外ホームラン打った次の日ぐらいから心の余裕が生まれたというか、打ったからじゃなくて、何かこう意識的に力抜いて打ってみようと思った結果、そこからだんだん良くなってきたかなと思います。

-セ・リーグでは同じ投手と対戦を重ね始めた。交流戦でパ・リーグとの投手の対戦は

もちろん力強い投手も多いですし、そういう投手にも振り負けないように自分のスイングをしようと思います。

-オールスターの中間発表は12球団最多得票

皆さんに注目していただいているので、すごくありがたいと思います。

-どんな形でオールスターの投票を終えたい

それは分からないですけど、しっかりいつも通りの自分のプレーをして、皆さんに見たいと思ってもらえるようなプレーをしていきたいと思います。

-チームの雰囲気はどうか

雰囲気は非常にいいと思いますし、しっかり貯金を作り続けていきたいと思っています。

-ファンにメッセージを

交流戦も後半に差し掛かって、しっかりまずは交流戦優勝というのを目指して。(リーグ?)優勝というのを目指して頑張っていきたいと思います。その中で自分も活躍して貢献できるようにやっていきたいと思います。

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