東京五輪米大陸予選にキューバ代表として参加していた、ソフトバンクのアルフレド・デスパイネ外野手(34)とリバン・モイネロ投手(25)が8日に再来日したことが9日、明らかになった。

2人は現在、検疫所指定のホテルに滞在中で、その後福岡に戻る予定。隔離期間を経て、23日からチームに合流する見込みだ。

デスパイネは初戦のベネズエラ戦で左胸付近の筋肉を負傷しており、復帰まで少なくとも1カ月を要するとみられる。4日(日本時間5日)には、現地メディアのインタビューで「再び日本でプレーするかどうか分からない」と来期以降の去就について言及。今季でソフトバンクとの2年契約が満了した後は日本でプレーしない可能性を明かしていた。球団はデスパイネと今後について話し合いはしておらず、故障の回復具合なども含めて状況を見守ることになる。

また、同様に五輪予選に参加していた、育成アンディ・ロドリゲス投手(22)は予定の飛行機に乗っておらず、亡命の可能性もある。三笠取締役GMはこれまで「まずは所在の確認。今のところ、契約を解除する意向はありません」と話している。

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