広島大瀬良大地投手(30)が7回2失点の粘投で、3カ月ぶりの勝ち星を手にした。

初回に先制点を許したが、2回以降は走者を背負っても要所をしのいだ。白星は4月9日の巨人戦以来94日ぶり。4月中旬の右ふくらはぎの負傷からの復活星となる3勝目をつかみ取った。「いろんな形で迷惑をかけてしまった。復帰してからもなかなか勝てなくて、本当に苦しかった。後半戦はバリバリとしっかり働いていけるように頑張りたい」。エースの力投でチームは18日ぶりに最下位を脱出した。