全パを率いるソフトバンク工藤公康監督(58)が14日、「マイナビオールスターゲーム2021」のホームランダービーの組み合わせ抽選会に出席し、全セの巨人原監督に圧倒された。

抽選会の後に球宴の意気込みなどを聞かれ、工藤監督は「2年ぶりのオールスターですし、ファンのみなさんも待ち望んでいたと思う。震災から10年の節目ですし、これからの10年を考えてもファンのみなさんに元気を少しでも、という思いです」と語った。一方の原監督はサプライズで16日の第1戦スタメンを発表。工藤監督は寝耳に水といった様子で「オーダー発表するなら、打ち合わせしたかったです…」と苦笑いだった。

その後は原監督に促され、1日早く「予告先発投手」を発表。「オリックスの山本君です。オールスターは力と力のぶつかり合いというイメージがありますが、技と技も1つの楽しみ。彼は両方を兼ね備えた投手」と期待した。