西武栗山巧外野手(38)が、球団の生え抜き選手初めての2000安打を達成した。清原和博、松井稼頭央、秋山幸二、石毛宏典…。名門を彩ったスター選手たちが在籍中には届かなかった高みにプロ20年目で到達した。



ライオンズ一筋で打ち立てた金字塔の価値は、球団の通算安打数上位10選手の歩みを年次別に可視化することで浮き彫りとなる(※グラフを参照)。


01年ドラフト4位で育英高からプロ入り。02年と03年は1軍出場がなかった。3年目の04年9月24日近鉄戦で小池からプロ初出場初安打。今季までの1軍在籍18年間で、年平均111安打をコツコツと積み重ねてきた。


故障欠場が少なく、1~9番まで全ての打順を経験した。長きにわたり高い稼働率と安定感で屋台骨を支え続けた献身の男が、名門・西武ライオンズ最初の生え抜き2000安打選手となった。


<記録にも記憶にも残る栗山エピソード>無料会員登録(約1分)ですぐ見られます

【「いつも西武の帽子をかぶっている子や」車を止め、少年に…】はこちら>>

【平均年俸以下の4年目から施設に指定席を寄付… 一流選手の志】はこちら>>

【これ、いつもとサイズ違うでしょ?用具担当者が驚く匠の感覚】はこちら>>