亜大は、プロ注目の最速150キロスリークオーター右腕・岡留英貴投手(4年=沖縄尚学)の好救援で逃げ切った。

4-3、1点リードで迎えた6回からマウンドに上がると「今日は真っすぐで腕が振れていて、いいボールが投げられた」と、この日の最速は147キロながら、3回を投げ毎回の奪三振。1安打6三振で無失点に抑える好投を見せた。

目されながらも、なかなか結果が出なかった春から成長した姿を見せた。春のリーグ戦後、角度をつけるため、ほんのわずか腕の位置を下げフォームを改造。「とくに、変化球の横の幅がつけられて、球の質がよくなったと思います」と自信をつけ、今季初勝利を挙げた。

ドラフトへの期待も高まるが、「今はチームのことを第一に考え、悔いのない投球をしたい」と、頼もしく話した。