阪神2軍の連勝が「18」で止まった。先発の二保旭投手(31)が立ち上がりをとらえられた。1死一、三塁からダリエル・アルバレス外野手(32)に内角高めの直球を低い弾道で左翼席最前列へ運ばれ、先制3ランを被弾した。4回にも2死二塁から明石健志内野手(35)に中前適時打を許し、さらに1点を失った。二保は4回4失点で降板した。7回には3番手の岩田将貴投手(23)が水谷瞬外野手(20)にソロ本塁打を浴びた。

打線もソフトバンク先発大関友久投手(23)を攻略できず、4回まで無安打。5回には陽川尚将内野手(30)のチーム初安打から無死一、三塁のチャンスをつくったが後続が倒れ、得点を挙げられなかった。

6回2死一、二塁から陽川が左前に適時打を放ち1点を返したが、序盤の失点が重く、逆転には至らなかった。「4番右翼」で先発したドラフト1位新人佐藤輝明内野手(22)も4打数無安打3三振と不発だった。

7月30日のウエスタン・リーグ、オリックス戦(鳴尾浜)から勝ち続け、連勝は「18」まで伸ばした。18連勝は99年の巨人の15連勝を破るファーム新記録だったが、7月28日のソフトバンク戦(タマスタ筑後)以来の黒星を喫し、快進撃はストップした。

試合前時点でゲーム差なしで2位だったソフトバンクに敗れたため、阪神は2位に落ち、ソフトバンクが首位に浮上した。

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