高卒プロ5年目のオリックス山崎颯一郎投手(23)が5回途中5失点で、プロ初白星はお預けとなった。

毎回走者を許すも、4回まで無失点で切り抜ける粘りの投球を続けた。だが、5回に楽天打線につかまった。先頭に四球を与え、2死二塁から山崎剛に適時三塁打を浴びて先制点を奪われる。浅村と島内にも適時打を許してリードを広げられ、走者2人を残して降板。2番手山田修義投手(29)も適時打を浴びてさらに失点、山崎は4回2/3を投げ6安打3四死球5失点だった。「そこまでいい集中力で投げられていただけに、5回の先頭打者へ四球を与えてしまったところが一番悔しいです。なんとか2死まで持っていけただけに粘りたかったですし、フォークが浮いてしまったことは反省しないといけないです」と振り返った。

楽天相手には過去2戦先発しており、前回8月26日には2回5失点でKOされていた。リベンジはならなかった。