九共大が辛勝で5連勝を飾った。9回に2点を返され1点差まで詰め寄られた。だが、最後は2死満塁のサヨナラ負けのピンチから、相手3番を空振り三振に仕留めて執念で逃げ切った。20日、台風14号の影響で18日から順延になった福工大戦で6連勝を狙う。

プロ志望届を提出している幸地竜弥捕手(4年=秀岳館)、宜保優内野手(4年=那覇)も途中出場したが、猛アピールとはいかない内容だった。

幸地は6回裏の守備から出場した。しかし、継投3投手のリードに苦しみ2点本塁打を浴びるなど6点を奪われ「自分がうまく読み取って、しっかり配球すればよかった」と反省。5回表から指名打者で代打出場の宜保は3打数無安打だったが「身体能力の高さで勝負して行きたい」と前を向いた。