立大の1年生、田中祥都内野手（仙台育英）が神宮デビューを果たした。「2番三塁」でフル出場。初回の初打席で二塁内野安打を放った。3回の第2打席も、一塁手がはじく内野安打を続けた。

三塁守備ではファウルフライを落とす場面もあったが、9回2死一、三塁では、最後の打者の邪飛をグラブに収めた。

デビュー戦を終えると「先輩方が声をかけてくれて、プレーしやすくしてくれました。結果、ヒットとなり、良かったです。神宮でプレーできる感謝しかありません。最後、勝ち切れたので、明日につなげたいです」と笑顔で話した。

溝口智成監督（54）は「今日はラッキーボーイ的な存在でしたね。いい感じでデビューしてくれた」と目を細めた。打撃を買って、起用したという。「ヒットゾーンが広い」と期待していた。