JR東日本は、ドラフト上位候補に挙がる山田龍聖投手(21=高岡商)が先発するも、3回もたずに降板した。浜岡監督から「ギアを上げて、リリーフのつもりで」と送り出された。初回先頭から2者連続空振り三振。始めから飛ばした。だが、2-0の3回先頭に左前打を許すと、次の打者にはストレートの四球。その後、適時内野安打を2本続けられ、同点を許したところで降板した。

2回2/3、3安打2失点。最速は149キロだった。「内野安打で点を取られましたが、次までに、そこまでの過程を見直したい」と言葉を絞り出した。

3回以降は互いに0が続いたが、延長10回にサヨナラ負けを喫した。これで、JR東日本は11日に行われるセガサミーとの第3代表決定戦に回る。くしくも、ドラフト会議と同じ日。山田は「今日、決めたかったです。(ドラフトがあるからと)特に変えることなく、あと2日、やっていきたい」と切り替えるように話した。