ソフトバンクのリーグ優勝の可能性が消滅した。首位オリックスが引き分けたため、ソフトバンクは残り試合に全勝しても勝率で上回れなくなった。試合後の工藤公康監督(58)の一問一答は以下の通り。
--東浜は7回無失点の好投
工藤監督 良かったですね。スライダーもしっかり投げ込めていたので、ボール球を振らせたり、ストライクを見逃させたり。インサイドが気になったら外とかね。ああいうのができるといいピッチングにつながる。まさに今日はそれができたんじゃないかと思います。
--バッテリーを甲斐から高谷に変えた
工藤監督 (甲斐)拓也もここまですごく頑張ってきたんだけど、疲れもあるだろうし。オリンピックもあったりで、ギータ(柳田)もそうだけど疲労の蓄積がね。拓也はなかなか休ませる時がなかった。あいつは結構バッティングがリードに(影響が)出たり、リードがバッティングに出たりするので、ちょっと休憩させようかと。(11日に)休み移動もあったし。少し神経的にも緩めてリラックスすると戻るのかなと思いますよ。
--リチャードが決勝打
工藤監督 先制点が取れたのは非常に大きかったし、巨(東浜)にとっても「ランナー出ても1点くらいいいや」と思っていけたと思う。ヒットは打たれていたけど大胆にいけたのが好投につながったと思いますよ。
--残り9試合で連覇は途絶えた
工藤監督 一戦必勝。今日は今日。明日は明日。また移動ゲームになっちゃうので選手からしたらしんどいと思うけど、そこをもうひと踏ん張り。残り9、なんで、一戦必勝でいかないと。余裕なんてないんでね。必ずいい形で最後は終われるように頑張っていきたい。
--CS出場へ切り替える
工藤監督 そうですね。はい。やるしかない!