首位オリックスと2位ロッテの今季最終戦は、ペナントレースの行方を左右する大一番となった。

ロッテが先発佐々木朗希の好投と、活発な打線の援護で快勝。順位は2位ながら、優勝へのマジック「9」が点灯した。以下大一番のドキュメント。

 

◆18時 試合開始。ロッテの先頭荻野が初球141キロ直球を打って右飛。

◆18時2分 ロッテ2番の中村奨が151キロ速球を捉え、二塁安達の頭上を越えるチーム初安打。

◆18時10分 1死一、二塁、レアードの左翼線二塁打でロッテが1点を先制。さらにエチェバリアの適時二塁打で2点を追加。

▽ロッテ・レアード(初回に2夜連続の先制適時打)「何より朗希に先に点を取ってあげることができて良かったよ」

▽ロッテ・エチェバリア(初回に貴重な2点適時二塁打)「いつも通りセンター方向を意識したらタイミングも合ったよ。チャンスに打てて良かった」

◆18時38分 2回、中村奨の適時打でロッテが4点目を追加し、なおも2死一塁でマーティンが自打球を負傷中の右足甲付近に当てた。ベンチからトレーナーが駆け寄る中、マーティンは痛みをこらえてそのまま打席へ。空振り三振に倒れ、少し足をかばいながらベンチに帰った。

▽ロッテ中村奨(2回2死から4点目の適時打)「大事な一戦なのは分かっているので。何より朗希に追加点を取ってあげることができて良かったです」

▽ロッテ藤岡(3回、三塁打の山口を適時二塁打でかえし5点目)「気持ちで、気持ちよく打ちました」

◆19時39分 5回終了後のグラウンド整備が終わり、オリックスの宮城から吉田凌への投手交代が、場内にコールされた。宮城はプロ2年目でワーストとなる5失点で降板した。

▽ロッテ岡(6回、投手交代直後の初球を5号ソロ)「何とか塁に出ようと思って打席に入った結果です。うれしいです」

◆20時8分 ロッテの投手が佐々木朗から唐川に交代。佐々木朗は、無失点イニングでは自身最長となる6回でマウンドを降りた。

◆20時56分 ロッテは9回、2死から4番手の東妻がT-岡田に1発を浴びたが、快勝で51年ぶりの優勝マジック9を点灯させた。京セラドーム大阪での今季最終戦を終え、左翼スタンドのロッテファン、右翼スタンドのオリックスファンに首脳陣、ナイン総出であいさつ。今季の応援に感謝した。

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