阪神高橋遥人投手(25)が中5日で巨人戦(東京ドーム)に先発し、7回1安打11奪三振無失点と快投した。三塁を踏ませない完璧な投球で巨人打線を封じ、中継ぎ陣にマウンドを託した。

4回までノーヒット投球を続け、隙を見せなかった。5回先頭の中田翔内野手(32)にこの試合初めての安打を左前に打たれたが、後続を3者連続三振で打ち取った。唯一招いたピンチは2回だった。1死からゼラス・ウィーラー内野手(34)に四球を与え、次打者の中飛で一塁走者ウィーラーがタッチアップ。2死二塁のピンチを招いたが若林晃弘内野手(28)を149キロの直球で押し込み、左飛に抑えた。

8回に回ってきた打席に代打佐藤輝明内野手(22)が送られ、降板となった。

打線は巨人先発山口俊投手(34)を前に、7回無得点に抑えられ高橋を援護できなかった。

9月25日の前回対戦(東京ドーム)も5安打で完封勝利を飾った。東京ドームで抜群の安定感を誇っている。