巨人松原聖弥外野手(26)の連続試合安打が「27」でストップした。1回の1打席目は投ゴロ、3回の2打席目は四球、6回の第3打席目は遊ゴロ、8回の第4打席目は二飛に倒れた。

9月11日の中日戦から毎試合安打を継続。6番、2番、1番と打順を上げ、35安打、4本塁打で打線をけん引してきた。27試合連続安打は08年ラミレスに並んで球団歴代2位タイ。前日13日は育成ドラフト出身でセ・リーグ初の規定打席に乗せた。76年張本勲の同最多記録の30試合への挑戦は来季以降に持ち越された。

試合は9回に守護神ビエイラが、つかまり10戦勝ちなしの8連敗に沈んだ。無死から2連打でピンチを招くと、2死後に板山に右翼フェンス最上段に直撃する適時打、木浪に左翼への2点適時打を浴びた。打線も5回の中田の1安打のみで、今季13度目の完封負け。9試合連続2得点以下は、日本サッカー界が「ドーハの悲劇」で涙にあけくれた93年以来、28年ぶりの歴史的貧打に陥った。

▽巨人原監督(貧打の現状に)「何ていうか、言葉がなかなか出てこないね。本当に巨人ファンに申し訳ない。まだまだできるチームだと思う。何とかしなきゃいけませんね」