実業家堀江貴文氏(48)らにより設立され、来季から「ヤマエ久野九州アジアリーグ」に加入する「福岡北九州フェニックス」は21日、ソフトバンクなどで活躍した寺原隼人氏(38)が投手コーチに就任すると発表した。

寺原氏は01年ドラフト1巡目で日南学園(宮崎)からダイエー(現ソフトバンク)入り。その後横浜、オリックス、ソフトバンク復帰などを経て、ヤクルトに所属した19年限りで現役引退した。通算成績は73勝81敗23セーブ、防御率3・88。引退後の20年から沖縄のプロ野球球団で元ロッテの清水直行氏が監督を務める「琉球ブルーオーシャンズ」で投手コーチを務めていた。

寺原氏は球団を通じて「このたび、福岡北九州フェニックスの投手コーチに就任しました、寺原です。北九州で新しく生まれたチームの初代投手コーチに就任できること、非常に光栄です。チームのために全力を尽くし、応援してくれる地域の皆様やファンの皆様に喜んでいただけるチーム作りを行いたいと考えています。ぜひ来年は球場に足を運んでください! よろしくお願いいたします」とコメントした。