関大の宮本勝浩名誉教授(理学経済学)は2日、プロ野球の日本シリーズで阪神とオリックスによる「関西ダービー」が実現すれば、経済効果が全国で1166億4623万円、関西で約1049億8161万円に上ると発表した。

この数字は「関西ダービー」が行われた場合の、両チームのレギュラーシーズンから日本シリーズまでの経済効果を、昨年と比べて算出したもの。「関西ダービー」の日本シリーズに限れば、経済効果は全国で約268億9280万円、関西地域で約242億352万円になると算出した。

宮本名誉教授は「今年は新型コロナの影響で、シーズンを通して球場の観客数に制限がかけられたが、来年は満員の球場で『関西ダービー』が見られることを願っている」とコメントした。