ソフトバンクは18日、宮崎秋季キャンプ第4クールがスタート。藤本博史監督(58)の一問一答は以下の通り。

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-的当ての打撃練習

藤本監督 バットコントロールですね。みんな下手くそやね、まだね。王会長とも話したけど「最初はみんなうまくできないよ」ってね。でもそれじゃだめやねんけどね。しっかり振って的に当てるというところで、ライナーで当ててるときはいい形で打ててるのでね。それが体感でわかってくれたら。失敗して覚えるというか、練習して覚えてもらいたいという目的でやってます。

-投手陣がロングティー

藤本監督 あれは森山(投手コーチ)が考えてね。よう飛ばすね、みんなね。

-上林の変化は

藤本監督 だいぶ固まってきてるんじゃないかな。長谷川(打撃コーチ)も「これやったらいけますよ」と言ってたんでね。2年間レギュラー取ったときのような、1年間でれたらいけるんじゃないかと。ただそこは競争ですからね。当然、佐藤もいるし水谷、柳町、真砂もいる。そこで勝ったやつがポジション取れるんじゃないですか。高いレベルでの競争をしてもらいたい。だから今までの監督はあまり名前を出さなかったと思いますけど、ぼくは出していきます。出した選手は目の色変えてやってくれているんでね。出てないからって期待してないわけじゃないですから。

-上林は近年1軍定着できていない

藤本監督 ここ数年は頭がパニックになってたんじゃないかな。あれもせなあかん、これもせなあかんと言うて、どれしていいかわからない状況だったんじゃないかな。この秋は若い選手の悩みをなくしていこうと、ちょこちょこ声をかけてやっています。

-ブルペンでは打席に立っていた

藤本監督 横で見てるだけやったらさ、ベース板のところで強いくらいしかわからないじゃないですか。バッター目線で行ってね。津森のところはよう立たんかったけどね、怖いから。でも見ててみんな、いい球投げてるんでね。田上は真っすぐがグッてくるものがあって、立ってみてわかったしさ。大関なんかも良かったし、杉山は球が力強いよね。みんないい特徴を持ってて、後はコントロールじゃないかなと思う。