DeNAのコーチに就任した前巨人1軍バッテリコーチの相川亮二コーチ(45)が20日、神奈川・横須賀市内の2軍練習施設「DOCK」での秋季トレーニングに合流した。
94年ドラフト5位で横浜(現DeNA)に入団。09年からヤクルト、15年からは巨人でプレーし、17年限りで引退し、19年からは巨人でコーチを務めた。
今季DeNAは正捕手を固定できず、チーム防御率は12球団ワーストの4・15。この日の午前練習後、14年ぶりの古巣復帰となる相川コーチに思いを聞いた。
-久々に古巣に戻った率直な心境は
本当にね、かなり時がたってしまったので、久しぶりという感じです。でも、同じくらいの年代の人はたくさん、コーチであったり、球団の方だったり、懐かしい方々ばかりでちょっと懐かしさを感じました。
-外から見るDeNAの印象は
すごいポテンシャルの高さは感じてましたし、勝負は本当に紙一重だと思うので、何か歯車が合った時は爆発できるんじゃないかと思ってますし、この数年そこがかみ合ってなかったのかなという感じです。
-久々に古巣に戻った
ベイスターズのユニホームを着ることはないんじゃないかなと本当に思ってたんで。自分が入団したチームでもあるので、まして、僕は「98年組」でもないので、その時は2軍でプレーしてたので。今ここにいる選手と優勝を目指して、優勝するように。チャンスをくれた球団にも優勝という結果で恩返しできればと思います。
-三浦監督からは何か声を掛けられたか
「力になってくれ」ということを言われたので、キャッチャーだけじゃなく、いろんな部分で自分が協力できることや力になれることがあるんじゃないかと。先輩方のコーチも多いですけど、みんなで力を合わせて、優勝を目指していくというところです。
-三浦監督とは現役時代にプレーしたが、どういった方か
僕にとっては兄貴分。寮の時からお世話になってたんで、監督を男にするためにコーチができるというのは僕にとっても幸せ。ぜひ、力になりたいですし、結果をみんなで出したいなと思います。
-DeNAの捕手陣の印象は
経験値というか、1軍で経験してる選手が多いので、あとは本当に誰が抜けていくのか、それともみんなで戦っていくのかというところだと思うので、コーチとしてはありがたいメンバーだと思います。言い訳も何もないです。選手はいいです。できなかったら、指導者の、バッテリーであったら、僕の責任です。