日本ハム清宮幸太郎内野手(22)が26日、札幌市内で球団と契約更改交渉に臨み、4年目で初の減額提示でサインした。

今季は初めて1軍出場なしに終わった。2軍ではイースタン・リーグ最多の106試合に出場。同トップタイの19本塁打を放つも、打率は1割9分9厘と確実性を欠いた。「この1年があったからこそ成長できたと思えるようにしたい」と振り返った。

秋季キャンプでは新庄BIGBOSSからダイエット指令を受けた。「いろいろ試したいと思っていて、減量も考えてはいたので、1歩踏み出せる後押しをしてもらえた」と前向きにとらえている。理想の体格については同僚のルーキー細川凌平内野手(19)の名前を挙げた。「球団の人には“太川”だと言われるので“中川”くらいにはなれるように。“細川”までなれるかは分からないけど頑張ります」とスリムボディーを目指す。

高校で歴代最多の通算111本塁打を放ち、鳴り物入りで入団もここまでは本領を発揮できていない。「今の自分では程遠いですけど、目標は大きく持たないと生き残れないと思うので、ホームラン30本打てる選手を目指したい」と来季へ意気込みを示した。