ヤクルトが4勝2敗でオリックスを下し、2001年以来、20年ぶり6度目の日本一に輝いた。

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試合が終了すると、マウンド付近に歓喜の輪ができた。ベテラン青木宣親外野手、山田哲人内野手、4番を守り抜いた村上宗隆内野手の目から涙がこぼれ落ちた。

高津臣吾監督(53)は10回宙を舞った。

1-1の同点で迎えた延長12回、2死二塁から「代打の神様」川端慎吾内野手がしぶとく左前に落とし、決勝点を挙げた。

先発の高梨は1点リードで迎えた5回に同点打を許し、4回2/3を4安打1失点7奪三振で降板。後を受けたリリーフ陣がオリックス打線に得点を許さず、今シリーズ初の延長戦を制し、頂点に立った。