オリックスのアダム・ジョーンズ外野手(36)が来季残留を熱望していることが27日、分かった。来季の契約の選択権を球団が保有しており、本人は「チームがオプションを行使すればここに残る。そうでなければ残れない」と話している。4億4000万円の高額年俸がネックとなりそうで、交渉の行方が注目される。

2年目の今季は「代打の神様」としてリーグ優勝に貢献。72試合出場で37度あった代打で打率4割2分9厘、出塁率5割6分8厘を誇った。日本シリーズでも第1戦の9回に代打で四球を選びサヨナラ勝ちにつなげ、第5戦の9回には代打で決勝本塁打を放った。

若手の躍進が目立つ中、

MLB通算1939安打、282本塁打のプライドを捨て、試合中はイニング間のキャッチボールの相手役を務めるなど裏方としてもチームを支えた。