プロ野球の斉藤惇コミッショナーは21日、外国人選手の新規入国について、引き続きスポーツ庁と詰めていく考えを示した。

Jリーグとの新型コロナウイルス対策連絡会議後に会見し「3月1日になれば、早急に考慮していただきたい。(1日の入国者総数である)5000名の枠がどうなるか分からないが、スポーツ選手に関しては、ぜひお願いしたい。細かいことはスポーツ庁に下りてきていると思うので、我々(NPB)事務局が詰めていく」と話した。

政府の水際措置により、各球団の新外国人選手は入国できない状況が続いている。16日にはJリーグの村井チェアマンと官邸を訪れ、岸田首相に家族も含めた入国緩和を要望していた。

岸田首相は17日に水際措置の緩和を発表。現在は1日3500人となっている入国者総数の上限を、3月からは5000人に引き上げる。