日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は9日、審判員が全体ミーティングを開き、審判のあり方について確認を行ったことを、12球団に報告した。

4月24日のオリックス-ロッテ戦(京セラドーム大阪)で、白井一行球審がロッテ佐々木朗希投手(20)に詰め寄ったことが議論を呼んでいた。

事態を受け、5月2日に審判員による全体ミーティングが開かれた。その中で、審判員の行動規範について記した公認野球規則の「審判員に対する一般指示」の項目が確認された。

以上の経緯が、この日行われたプロ野球12球団とNPBの理事会・実行委員会で各球団に報告された。井原事務局長は「(審判員に対する一般指示は)全ての審判員が熟読しているところだが、あらためて行動規範について全体ミーティングで確認した。そうしたことによって、正しい試合の運営ができるように確認した」と話した。