広島末包昇大外野手(25)が2回に先制の右前2点打を放った。

宇都宮清原球場では試合前まで対巨人3戦全敗で、いずれも完封負けを喫していた。同球場初対戦となった14年9月4日から続いた連続無得点を止め、29イニング目で奪った初得点が貴重な先制点となった。

新人末包が負の歴史に終止符を打った。1回1死二、三塁。巨人先発メルセデスが2球続けた真っすぐにバットを折られながらも一塁左を抜き、2人の走者を本塁に迎え入れた。「積極的に行った結果、いいところに飛んでくれた。最低限の仕事をしたかったので、何とかランナーをかえせて良かった」。チームを勇気づける一打となった。

【ニッカン式スコア】17日の巨人-広島戦詳細スコア