熱狂的阪神ファンの有働由美子アナウンサー(53)が始球式を行った。この日のゲームスポンサー「J:COMデー」のゲストとして招かれた。ユニホーム姿にこだわった。「阪神愛」と背中に描かれた黄色いマント姿で登場。「今日が自分の結婚式だと思って。本当にウエディングドレスみたいな気持ちで」。背番号はメインキャストを務める日本テレビ系「news zero」にちなんで「0」。下はタテジマのユニホームにオールドスタイルの黒ソックス。「みんなはミニスカートがいいとかホットパンツが定番とか言われたが、ちゃんとしてこようとユニホームで来ました」。大きな襟を立てたのは「(対戦相手が)BIGBOSSだったので敬意を表しました。メンズ用のワイシャツの袖を切って仕上げました」と説明。三塁ベンチの新庄監督も気づき、笑顔で拍手を送った。

この日のために10日間、毎日20分ほど練習し「300球くらい投げた」と、万全の準備をしてきたが、投球はワンバウンド。「リリースが早かった」と悔しがった。始球式はNHK時代に大学野球で経験はあるがプロ野球では初めてだった。

兵庫県に住んでいた小学2年から5年までは阪急ブレーブス(現オリックスバファローズ)こどもの会に入っていたが、小学6年生で大阪府に転校してから、熱狂的な阪神ファンとなった。チームは6月に入り4連勝中でこの日を迎えた。「6月に入ってからが開幕やと思っている。このあと全部勝っていただいて問題ないので。我々はまったくあきらめていないんで、このあと全勝の気持ちで頑張ってほしい。交流戦だけでなく、シーズン優勝、できれば3位以内に入ってほしい」と熱く語った。

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