巨人中田翔内野手(33)が、ミスターの前で反撃の6号2ランを放った。

6回2死二塁に代打で登場。代わったばかりのDeNAクリスキーの2球目、154キロの直球を右翼席に運んだ。26日ぶりの本塁打で一時は7点あったビハインドを3点まで縮めた。「コンパクトに芯でしっかりと捉えることができました。ホームランになって良かったです」と喜んだ。

2軍調整中の12日、ジャイアンツ球場を電撃訪問し、打撃指導を受けた長嶋茂雄終身名誉監督(86)が、この日は東京ドームに観戦に訪れた。「長嶋さんに教えてもらえた、関われたのは自分の野球人生で財産になっていくと思う。前回言われたことも覚えてるし、長嶋さんがおっしゃっていたことを支点にいろいろと考えて、自分のスタイルにしていけたら」と話していた中田が、ミスターの目の前で豪快な1発を披露した。