プレーが中断して、阪神園芸が登場するめずらしいシーンがあった。

2回、マウンドの阪神青柳晃洋投手(28)が2人目の溝脇隼人内野手(28)に4球目を投げ終えたところで、グラウンドを指さして土山球審に何かをアピールした。踏み出した左足付近の土が、数十センチ四方のプレート状にはがれていた。

阪神園芸のスタッフがすかさず土のかたまりを撤去した。状態確認のため投球練習をした青柳の要望で、左足の踏み出し位置に通常の黒土を入れ、入念に固め直して応急処置した。

甲子園では、メジャーでも主流の掘れにくい粘土質の土をマウンドに入れている。その上から黒土をかぶせ、押し固めるなどして、なじませている。

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