日本野球機構(NPB)の斉藤惇コミッショナーは19日、このまま新型コロナウイルスの感染者が増えても、病床の逼迫(ひっぱく)や重症化が進まない限り、試合開催や入場の制限は行わない考えを述べた。

Jリーグとのコロナ対策連絡会議後「お客さんの問題は社会の問題とつながっている。当然、政府、自治体と話さないといけないが、個人的には規制する必要はないと思っている。社会構造を保つのが非常に重要」と、スポーツ興行を守る立場から意見を述べた。12球団による臨時代表者会議も開かれ、専門家の助言に従い、マウスウオッシュの導入を確認。2週間に1度のPCR検査に加え、体調不良者には抗原定性検査を行う方針も決めた。また、オールスター出場者には48時間内のPCR検査を求める。