阪神がまさかの守乱で逆転を許した。

2点リードの4回、巨人丸にタイムリーを許し、1点差に迫られてからだった。

無死一、三塁で、フルカウントから青柳晃洋投手(28)が、4番岡本を見逃し三振に仕留めたまではよかった。一塁走者丸がスタートを切っており、梅野隆太郎捕手(31)が二塁送球。二塁糸原健斗内野手(29)が一塁アデルリン・ロドリゲス内野手(30)に転送し、丸を一、二塁間で挟んだ。

このプレーの間に三塁走者の重信が飛び出したため、ロドリゲスは三塁佐藤輝明内野手(23)に転送。三本間の挟殺プレーで重信をタッチアウトに仕留めようとしたが、梅野の送球を佐藤輝が捕球ミスした。

左翼から三塁へカバーに入った大山悠輔内野手(27)が、必死の本塁送球も間に合わず、重信が同点のホームイン。さらにこの送球がそれたため、一塁走者の丸も一気に勝ち越しのホームを踏んだ。

佐藤輝の捕球ミス、大山の送球ミスに失策がつき、まさかのダブルエラーで逆転を許した。

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