楽天涌井秀章投手(36)が、4回3分の1を6安打3失点で2敗目を喫した。

楽天生命パークでは4月1日ソフトバンク戦以来、今季2度目のマウンド。1回1死一、二塁で柳田に右翼へ先制3ランを浴びた。立ち上がりにいきなり3失点。それでも崩れず、切り替えた。変化球を要所で織り交ぜ、丁寧にコーナーを突く投球。2回から4回までは1安打に封じた。

打線は3回に太田がソロ。4回には鈴木大が右翼へ適時二塁打を放って1点差に詰め寄った。チームの勢いが戻りつつあったが、涌井は5回1死二塁のピンチを招いたところで降板となった。チームを勝利に導くことができず「勢いのあるチームに先制点、大量点を与えた結果が、チームに重い雰囲気を生んでしまったかなと思います。それがすべてです」と悔いた。

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