<オリックス6-5ソフトバンク>◇19日◇京セラドーム大阪
29歳の選手会長が、妻と愛娘にパパの勇姿を見せた。オリックス吉田正尚外野手(29)は首位攻防戦第3ラウンドだったこの日、家族を球場に招待していた。
2歳になった長女は7月7日、七夕生まれの“オリ姫”で「たまに球場に観戦に来てくれてます。ラッキーセブン(7回)で(球団歌の)『SKY』が流れると、踊っているみたいで。ダンスや音楽が好きなのかな?」と、娘の成長に目を細める。
普段は自宅リビングのテレビで観戦している様子で「画面に映る選手みんなのことを『パパ』って言っているみたいです」とにっこり笑う。
この日は初回に先制19号2ランを放つと、1点を追う9回2死一、二塁から起死回生の同点タイムリーを放ち“家族サービス”に大成功。スタジアムの熱狂は、将来必ず、娘の記憶に残る。【オリックス担当=真柴健】