阪神岡田彰布新監督(64)が25日、秋季練習を行うナインを熱血指導した。練習後の一問一答は以下の通り。
-セカンドベース付近で指導をしていた。あれはバッティングを
バッティング、バッティング、うん。スタンスの構え方とかな。まあこういうこともあるでっていうことよ。
-昨日、今日の練習を見てか
まあまあ、これはずっと見ててのな、1年間の。1年間というか、スタンドから見てての。もうちょっとこういうふうにやったらいんじゃないかっていうのはあったし。ま、右ピッチャー、左ピッチャーで、やっぱりボールの軌道とか全然違うから、それに対応するためには、ちょっとスタンスを変えるとか。自分で体の向きとかな。ボールの軌道によってな、右、左の。それで、全然対応の仕方が、また違った何かがプラスになるかもわからんっていう。そういうことよ。別に、みんなにこうしなさいという話じゃないから。こういうこともありますよ、という話やから。
-特に気になった選手はいたか
やっぱり、バックスイング浅いな。バックスイングが浅いっていうか、打つときのスタンスが狭い(打者)な。今日見とってアレや、佐藤と高山やな。スタンスが狭い。打つときの。狭いと重心が高くなるし、足の力もそんなに入らない。
-高山は気にしていた選手だ
いやいや、何してたんかな思って。いままでずっとどこで何してたんかなと思って(笑い)。ここ何年間かな。
-打撃を間近で見て
いやいや全然悪ないよ、全然。
-直すようなところは
ちょっとスタンスに関しては言うたけどな。なんかちょっと狭いというか、ティーの時からなあ。狭いと何か軽くできるよな。ハーフバッティングみたいな感じでな、狭いと。(足をしっかり踏ん張るようなしぐさを見せながら)やっぱりステップをバーンとこう踏んだら、こうな、スパイクの剣で踏ん張ってガッとかからんと。いまなんか150キロぐらいの(球を)みんな投げるんやから。そういうボールに力負けしてまうよ、やっぱりな。
-ティーの時にも声を掛けられていた
そうそう、だからほんま久しぶりに見て、こんなスタンス狭かったかなと思った。
-高山は持ってる能力からすると
そら当然、打ってると思うよ。2軍でどれぐらい成績残してるか俺知らんけど。なんかもったいないよな、そういうのんは。
-1年目からあれだけの成績を残しただけに
そりゃ力はあるよ。なかったら、あんな打てへんよ1年目から。
-外野でもあるし、なんとかしたい
そうやなあ。もったいないやんか。力があるのに。このままこんな状況で、状態で終わってしまえばな。