侍ジャパン栗山英樹監督(61)が8日、「侍ジャパンシリーズ2022」オーストラリア戦(9、10日=札幌ドーム)の前日会見に臨み、両日の先発投手を明言した。9日の初戦を今永昇太投手(29)、10日の第2戦を佐々木朗希投手(21)に託した。

栗山ジャパン初の海外チームとの対戦。オーストラリアは来春ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)本番の1次ラウンドで同組の相手だ。指揮官は「まずは自分の持ってるものを出して欲しいし、出してくれればしっかりと抑えてくれると信じて送り出す」と期待を込めた。

会見に同席した今永は「オーストラリア打線は以前の強化試合でも投げさせてもらったが、ものすごく鋭いスイングとパワーヒッターがたくさんそろっている」と警戒。「栗山監督から投手ミーティングの時に、失点するよりも全力を出さない方がダメだと、話をいただいた。全力を出して、素晴らしい投球ができれば」と気合を込めた。

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