阪神中川勇斗捕手(18)が9日、兵庫・西宮市の球団事務所で契約交渉に臨み、現状維持の460万円でサインした。

2軍戦50試合で3本塁打を含む26安打、打率2割9分5厘の打撃成績を残し、球団から「ここまで打つと思っていなかった」と驚かれた。

スタメンマスクも11試合でかぶった。秋山拓巳投手(31)とバッテリーを組んだこともあり、「すごく勉強になった。捕手のジェスチャー、配球、打者のしぐさなど、すごく勉強させてもらった」と経験豊富な右腕から学びを得た。

同じ高卒1年目捕手としてはやはり、ロッテ松川虎生捕手(19)の存在が大きい。中川自身も「世代のトップを走っている」と実力を認めつつ「そこをなんとか自分が変えていきたい」と意気込んだ。(金額は推定)

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