ロッテ平沢大河内野手(24)が15日、ZOZOマリンで契約更改に臨み、「ダウンですね、若干」と、100万円減の1400万円で合意した。

今季は「9番三塁」で開幕スタメンの座をつかんだが、1軍では13試合出場でわずか3安打に終わった。イースタンリーグでは首位打者となり、出塁率3割8分。「オープン戦は調子が良くて開幕戦でスタメンで出させていただいたけれど、なかなか続かずに、結果も出なかったので、来年は頭から結果を出せるようにやっていきたい」と巻き返しを期す。「まずはミスショットをなくすということはいつも言っていることなんですけれど、高い出塁率を目指していきたい。(2軍で)出塁率は4割近くあったことは大きいこと。タイミングをちょっとゆっくりとりたいなと思っているけれど、まだ完璧ではない」と試行錯誤中だ。

今夏甲子園での母校・仙台育英(宮城)の全国制覇にも刺激を受けている。自身は高3夏に東海大相模(神奈川)に決勝で敗れて準優勝の悔しさも味わっているだけに「東北初ですし、(今月18日開幕の)神宮大会も出ているので、レベルは上がっていると思います。頑張らないといけないなと思いますね」。来春のセンバツ出場も当確させている後輩たちに負けじと、まずは2年連続開幕スタメンに挑む。(金額は推定)