ソフトバンク藤本博史監督(59)が22日、前日21日に日本ハムから海外フリーエージェント(FA)権を行使した近藤健介外野手(29)と2度目の交渉を行ったことを明かした。交渉の場には、近藤と親交の深い長谷川勇也1軍打撃コーチも同席。フロントと現場が一体となって熱意を伝えた。

この日、指揮官は福岡県内で行われた球団納会ゴルフに参加。「一緒に行きましたけど、ハセ(長谷川コーチ)もいいランチタイムを取れたってね。2時間ぐらいかな。終始和やかに、笑いも出ながらね」と実りのある時間だったという。「ホークスのいいところを全部言いました。絶対うちに来てもらったら、最高のパフォーマンスができると思う。何とかソフトバンクを選んでもらいたい。うちだけじゃなくて、よその球団もそういう気持ちでいってるわけですからね。決めるのは近藤くん。あとはもう、近藤くんに任せるだけです。待つだけです」。

球団は出来高込みで推定6年総額30億円超の超大型契約を用意している。前日21日はDeNAから国内FA権を行使した嶺井の獲得を発表。ダブル獲得に向けて、人事を尽くして天命を待つ。

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